【Food Diversity】機内食の対応に見る、課題と解決策について

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アッサラーム・アライクム。

皆様、いつもお世話になります。フードダイバーシティ株式会社の和田です。

最近、旅行客の多様化に伴い、 様々な航空会社が機内食でハラールやベジタリアンメニューを提供し始めています。
(JALの機内食に関してはこちら、ANAの機内食に関してはこちら

私は先日海外に行く場面があったので、フライトの店頭予約から機内でのサービスで受けるまでの流れとそこで起きた事象をご紹介したいと思います。

①ツアー予約時

以下はある旅行会社の店舗でホテル、フライトの手配を相談したときの会話です。


私「機内食はハラールでお願いできますか?」

担当者「ハラールとはなんでしたっけ?」

私「あ、 ハラールとは、イスラム教徒の方が多く頼まれ、豚とかアルコールが入っていないメニューです。」

担当者「あ、最近良く聞きますよね。少し本部に確認してみます。」


そして、結果として、私が乗る予定だった航空会社ではハラール機内食の提供は行っておらず、 ベジタリアンメニュー(卵製品、乳製品はあり)をご提供していただくことに。

②チェックイン時

チェックイン時にスタッフの方にベジタリアンメニューを頼んだ旨を確認して頂く。

③機内着席時

“You order vegetarian menu, right?”とベジタリアンメニューを頼んだことを再度、丁寧にCAさんに確認して頂く。

④離陸数時間後、食事提供時

CAさんが台車を回って機内食を配膳。

私のテーブルに置かれたのは「PORK」とラベルが貼られたお弁当。

私 “I ordered vegetarian menu”

(ベジタリアンメニューを頼んだんですけど・・・)

CAさん “Have you confirm about it beforehand?”

(前もって確認しましたか?)

私 ”Yes, I have”

(はい、しました)

CAさん “Oh I will check again..”

(再度確認します)

数分後にそのCAさんが戻ってきて”My apology…”(ごめんなさい・・・)と言って説明に来ました。間違って、他の人にベジタリアンメニューを提供してしまったそうで、代わりに提供できるものがないとのことでした。

もちろん誰が悪いとかというわけでもなく、お腹もさほど空いていないので“No worries”(ご心配なく!)と回答。

下写真は、帰りの機内食(帰りは無事に頂けました!)

今回の事例から見る対応策

そして、上記の①〜④のように確認・対応する人が全て異なるコミュニケーショが行われる場合、以下のことが大切になってきます。

①従業員の理解や意識を高める

②よりシンプルなオペレーションを用意する

フライトを予約した店舗も「日本人向け」にサービス展開をしているので、ハラールやベジタリアン等のリクエストは少ないかもしれません。 しかし、アレルギー含め食の選択肢が多様化している中、フードダイバーシティへの理解がより求められます。

レストラン等においてもシェフやオーナーだけではなく、予約担当や配膳担当などの従業員全体の理解が求められます。そして、 誰でもオペレーションできるように作業を簡素化することが食事を提供する側の負担を減らします。

弊社でもこれらをサポートさせて頂くべく、様々なセミナーや社内研修を実施しております。お気軽にお声がけください。

【イベント情報】
https://halalmedia.jp/ja/events/
■7月20日 フードダイバーシティ対応 ~ハラール・ベジ・ヴィーガン・五葷対応情報最前線~              
https://halalmedia.jp/ja/event/food-diversity-halal-vegan-vege/

■7月27日 フードダイバーシティ勉強会 ?食の禁忌を1日で学ぶ?(ハラール、ベジタリアン等)                 
https://goo.gl/GKFLSc

「全国の実例を集めた講演」における講師派遣の依頼はこちらまで。
info@food-diversity.co.jp
https://halalmedia.jp/ja/request-for-seminar-and-lecture/
長文をご覧いただき、誠にありがとうございました。
また、こういう情報が知りたい、
こういうデータがほしいというご要望を是非頂きたく思います。

引き続きフードダイバーシティ株式会社を
ご愛顧頂けます様、何卒宜しくお願い致します。
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