ムスリムと共にビジネスプランを考えました
投稿者 木村さん
2015年8月29日(土)に日本人とムスリムが一緒になって在日ムスリムのニーズを解決するサービスや製品を考えるワークショップを大阪イノベーションハブにて開催しました。
当日参加したのは25名の参加者と7名のムスリムアドバイザー。
アイスブレイクの代わりの第1回目アイデア出しで雰囲気に慣れた後、第2回目のアイデア出しではマーケットはあるのか、既存の無料サービスと競合しないか、など、ファシリテーターからアドバイスを受けながら本格的にビジネスプランを考えていきました。
その結果出てきたアイデアは、商店街の空きスペースを生かした祈祷所の設置とインフォメーションサービス、ハラル食のお弁当サービス、ハラル食の投稿型レシピサイト、古民家を生かしたムスリム女性向けシェアハウス、ムスリムフレンドリーなウェディングサービスの5つ。
神戸ムスリムモスクのゾヘール理事、ハラールメディアジャパンの守護、国際電気通信基礎技術研究所の土井客員研究員、ほか6名のムスリムが各アイデアを審査し、1位にハラル食のお弁当サービス、2位にムスリムフレンドリーなウェディングサービス、そしてソーシャルビジネス賞としてムスリム女性向けシェアハウスが選ばれました。
参加者からは、ムスリムと一緒にワークショップをすることにより、生の声を聞けて良かったという感想が得られました。普段ムスリムに接する機会があまりない参加者が多い中、ちょっとした国際交流ができたかもしれません。