バーコードをスキャンすると原材料を英語に翻訳できます
この食品にどんな原材料が使われているのだろう?と知りたくなることはありませんか?
そんなあなたをFood Checkerがお助けします!
“Food Checker”は食品の原材料表示を日本語から英語へと翻訳するアプリです。このアプリは外国人の、特に食事制限のある方のために開発されたアプリとなっています。
あなたのスマートフォンに”Food Checker”をインストールし、アプリで食品のバーコードをスキャンすると、原材料を英語に変換して表示してくれます!
①自己紹介
はじめまして、Food Checker(フードチェッカー)です。現在私達は東京工業大学大学院と一橋大学の博士課程に在籍しており、4人のメンバーは其々、全く異なる分野(法律,化学,気象,物理)の研究をしています。そんなメンバーは、文科省の博士課程リーディングプログラムの一つである「グローバルリーダー教育院(http://www.agl.titech.ac.jp/)」に所属したことで出会いました。
そのプログラムの一環として、「Lean LaunchPad(http://www.le-lab.jp/)」を学ぶ機会があり、学生同士で新規ビジネスプランの企画を行いました。その際に4人でグループを組んで企画したのが、すべての始まりです。
②アプリを作ろうとしたきっかけ
東京工業大学では多くの留学生が日々研究に勤しんでいます。
そのような環境の中、Ayako(チームメンバーの一人)は、研究室に所属するイスラム教徒の留学生が、コンビニ等で食品を購入する際、成分表示が日本語で書かれているため理解出来ずに、とても不便な状況を強いられているのを目の当たりにしたことがありました。Ayakoと買い物に行く際は、Ayakoに聞くこともできますが、そうでない時は日本語の理解できる人に質問をして商品を購入するか、新しい商品はあきらめて知っている商品だけを購入するというのが現状でした。
Ayakoはそういった不便な状況を解決したいとメンバーに持ちかけました。そして、議論の結果、原材料を日本語から英語に翻訳するアプリがあればこの課題を解決できるのではないかと考えました。私たちは、このような機能を持つアプリは、ムスリムの方をはじめ、食品の原材料に興味のある海外の方に非常に役に立つのではないかと思い、開発に着手しました。
③アプリの機能
多くの日本在住の海外の方へのインタビューを通して、「飲食の可否を使用者に判断してもらう」ことが重要であるという結論に至り、原材料の情報が英語で表示されるアプリというのが、利用者の潜在的なニーズとして見えてきました。機能はとてもシンプルで、スマートフォンにインストールした”Food Checker”のアプリで商品のバーコードをスキャンすると、画面に英語で原材料が表示されるというものです。
開発したアプリに関しては、下記のウェブページにてユーザーストーリーやフロー画面の動画をご覧いただけます。
http://foodchecker-web.sakura.ne.jp/homepage/home.html
現在、iPhoneのアプリしかリリースできておりません。
④ムスリムへのメッセージ
インタビューに協力してくださった方、その他幅広くサポートしてくださった方々に心から感謝しています。おかげさまでついにアプリをリリースすることができました。
しかしながら現在、私たちのアプリにはまだまだ食品の情報が足りず、アプリを利用していただいても多くの商品において英語で原材料を表示することができません。今後、より多くの情報を提供できるよう、頑張っていこうと考えています。
是非”Food Checker”をあなたのiPhoneにインストールして使用してみてください!また,Facebookのページに“いいね!”をしていただいたり、シェアしていただけると幸いです!アプリ自体の利用者数や、Facebookページの“いいね!”の数が、僕たちの励みになり、また今後情報量を増やしていく際に非常に重要になります。今後の情報の質と量の向上のためにも、ぜひご協力よろしくお願い致します!
“Food Checker”のダウンロードはこちらから!
https://itunes.apple.com/jp/app/foodchecker-b/id950269870?mt=8
Facebookのページはこちらです!
https://www.facebook.com/foodchecker?fref=ts
“Food Checker”で、より快適にお買い物をしていただけることを心から願っております!