日本がムスリムフレンドリーの観光地としてOIC非加盟国の中で6位に!

source: Crescent Rating Official Website
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日本はイスラム協力機構(OIC)非加盟国の中で6番目にムスリムフレンドリー対応が進んでいるとクレセントレーティングが発表しました。

クレセントレーティングとは

クレセントレーティングは、2008年以降、ムスリム向け観光とその売り上げや利益性を効果的に結びつけるために、グローバルムスリムトラベル指数(GMTI)から各国がどのくらいムスリムフレンドリーな観光地であるかをランク付けしています。生活様式や行動分析、イスラム市場の特定的な需要などを考察し、提言などを施しています。

グローバルムスリムトラベル指数(GMTI)は、以下の基準によって算出されています。
・家族向けの観光地であるか
・安全性は担保できているか
・どれだけのムスリムが入国しているか
・食の選択、ハラールに関する安心が担保できているか
・礼拝スペースへのアクセスがあるか
・空港施設がよい環境であるか
・宿泊施設の選択が担保できているか
・ムスリムフレンドリーとしての認識、取り組みへの努力があるか
・コミュニケーションは取りやすいか
・空路における移動はしやすいか
・ビザの条件はどのようなものか

OIC非加盟国のトップ20位は…

OIC非加盟国のトップ20位は以下のとおりです。

1  67.3 シンガポール
2  61.8 タイ
3  60.0 イギリス
4  53.6 南アフリカ共和国
5  53.2 香港   
6  52.8 日本    
7  52.4 台湾  
8  52.1 フランス
9  48.8 スペイン
10 48.6 アメリカ
11 48.2 ドイツ
12 47.6 インド
13 47.5 スリランカ
14 46.7 オーストラリア
15 46.5 フィリピン  
16 46.5 ロシア
17 45.9 中国
18 45.5 韓国
19 45.1 カナダ
20 44.8 ベルギー  

3月のMIHASでの台湾パビリオン
4月のMIHASでの台湾パビリオン

2013年から昨年まで23位、17位、11位、8位であったのに比べ、2017年は6位とムスリムフレンドリー国へと着実な前進を見せました
ランキングのとおり、日本は最近、ムスリムフレンドリー国として成長して生きており、現在、ムスリムフレンドリー国としてさらに多くのムスリムを迎え入れるべく段階にきています。まだまだ、整備が不十分の環境も点在していますが、行政や民間、ムスリムが一致団結してさらなる日本の飛躍を目指します。

参考リンク:https://www.crescentrating.com/

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