急成長する日本のハラル市場を見るためにバイヤーを招待しています!
昨年に続き第二回目となるHalal Market Fairが去る4月15日から三日間、東京ビックサイトで開催された。これは食品食材の総合見本市であるFABEX-The World Food And Beverage Great Expo 2015の一部として開催されたもので、出展企業は40社・34小間と小規模ながらトレードフェア特有の熱い商談風景が展開されていた。
出展企業数社にヒアリングしたところ、「昨年11月に開催されたJAPAN HALAL EXPO 2014をきっかけに商談は増えている。そのほとんどは国内需要でホテルやレストランといったインバウンドに対応したもの。アウトバウンドとしての海外実績はまだなく、今後は輸出に力を入れたい」とのコメントだった。
一方、海外勢はMINISTRY OF AGRICULTURE AND AGRO-BASED INDUSTRY MALAYSIAがマレーシア企業5社を伴い出展、精肉、インスタント食品、シリアル食品、健康食品の日本でのディストリビューターを探索していた。
日本のハラール市場は国内はもとより海外勢も本格参入の機会を伺っていることから、出展者は手ごたえを感じているようだった。