“今ではたくさんのハラール商品を買うことができます”
寄稿:Kamranさん
母国を離れる、特に異なる文化と言葉を持った国にうつるということは常に大変なことです。
私は10年前、主人は17年前に来日し、私は日本で二人の子供を産みました。今や日本は私たちにとって二つ目のふるさとで、たくさんいい思い出があります。しかし同時にいくつかの悲しい思い出もあります。というのも、ムスリムである私はよくハラールフードを恋しく思っていたからです。(日本の料理が嫌いということではありません、和食は大好きです)主人が日本に来た当初は、彼は材料がハラールなのかどうかわからなかったため、限られた種類のものしか食べていなかったといいます。
その後、私たちが東京にいた時は、一つパキスタン料理レストランがあり、私たちはそこによく行って食事を楽しんでいました。そのお店にばかり行っていましたが、それ以外にもお魚料理のような二つ目の選択肢があったので、そんなに問題ではありませんでした。(日本のお魚とごはんはとてもおいしいです)
しかし、私が家で料理をしたいと思っても、いつもハラールのソースを見つけるのが大変で苦労しました。日本で5万店以上ある「コンビニ(コンビニエンスストア)」でさえも、ハラール製品を見つけることはほとんどできませんでした。私の息子がまだ2歳だったとき、彼がほしがったゼリーを、それに含まれているゼラチンのために食べられないと説得して取り上げなければいけないことがありました。(ゼラチンは日本でとてもよくつかわれている食材で、ヨーグルトやカレー(一つのブランドを除くすべてのブランド)、ケーキ、パンなどの、一見ゼラチンを含んでいなさそうな製品にも、よく使われています)それ以外にも、息子を止めなければいけなかったつらい経験がいくつかありました。
ですがそれは昔の話で、今は違います。現在、日本はよりムスリムにやさしい国になり、私たちムスリムはたくさんのハラール商品を買えるようになりました。業務スーパーはそのうちの一つで、そこではパスタやソース、ナゲットなどいろいろなハラール商品を買うことができます。神奈川県横浜市の都筑区であれば、仲町台駅の近くで業務スーパーを見つけることができます。
http://halalmedia.jp/archives/1473/halal-food-sold-gyomu-super/
最後に、私はこの国が大好きです。この国では自分の宗教を信仰することができるし、自分の着たいものがきれるし、モスクもあります。さらに、もし食品の原料について心配であったら、お店の人に聞けば教えてくれます。日本人は元来、勤勉で誠実だと私は思います。