洋服、雑貨、アート作品、食べ物などが展示されました
寄稿:Nurjanahさん
近年、日本の人口減り続けており、日本政府はその空白を埋めて経済の安定を図るために策を練っています。留学生制度やトレーニング制度など様々な計画を展開しており、国家間の投資機会も取り入れています。アジア諸国の発達途上国で人口の高い国のほとんどは ムスリム国家であり、こういった国が計画のターゲットとなっています。これによって日本におけるイスラムの人口は急速に増えています。
なかでも、インドネシアは第二次世界大戦後から日本と深い親交を築いてきました。上で述べたようなプログラムによって、両国間の観光客がたくさん増えてきているため、ハラールマーケットの可能性は大変魅力的です。インドネシアにある複数の都市は、観光案内所を通してこの貴重な計画に乗り出そうとしています。
2016年の5月20日金曜日、ららぽーと豊洲でバンドン・リトル・フェスティバルが開催され、バンドンの洋服、雑貨、アート作品、伝統的なおもちゃや食べ物など、たくさんのものが展示されました。東京周辺に住むムスリムにとって、家族と一緒に週末を過す楽しいイベントになりました。
イベントでは、男女のバティック服も展示されていました。スカーフやヘッドスカーフ(ヒジャブ)の代わりにもなる長袖のバティック服やパシュミナは日本に住むムスリムにとっては最適のアイテムです。来訪者はジャワ島西部の伝統芸能のパフォーマンスを見ながら、典型的なバンドンスナックであるモレンバンドンやボルカルティカサリをおいしそうに味わっていました。
また、バンドン観光マップの情報だけではなく、無料のTシャツやトートバッグなどのお土産がイベント開催者から配られました。あと数年もすれば、同様のイベントを日本で開催したいと考えるインドネシア観光事務所が増えると考えられています。