世界中から集まったムスリムたちが暮らす地、熊本

寄稿:Nurjanahさん

熊本県は日本の南部、九州地方に位置する県です。ここではアフガニスタン、パキスタン、バングラデシュ、マレーシア、インドネシアなど、世界中の様々な国から集まったムスリムたちが暮らしています。そのなかには留学生とその家族、研修生、看護師、日本人と結婚した外国人ムスリムなどが含まれます。

ムスリムたちは消費するものがハラールかどうかを非常に気にします。熊本でムスリムコミュニティーが大きくなるにつれ、この地域におけるハラール製品の需要が増加してきました。当然ながら、これはムスリムにとってもビジネスチャンスであり、ハラールに対応した店舗が確実に求められているということでもあります。
すでに存在するハラール対応店舗の一つが「ワルン インドネシア 熊本」です。場所は熊本モスクや熊本大学と同じ方面にあるため非常に便利です。徒歩5〜7分ほどなので十分近いといえます。

Warung Indonesia Kumamoto

この店舗は熊本を訪れるムスリムにとって情報の中心地であり、ムスリムが必要とする様々な情報のほか、「ムスリム向け熊本ガイドマップ」を備えています。このお店で販売されている商品は、アジア各国、オーストラリア、中東から輸入された鶏肉、牛肉、羊肉のほか、各種の調味料や香辛料などです。また、すぐに食べられる冷凍食品、缶詰、インスタントヌードルも取り揃えています。詳しくはこちらのウェブサイトをご覧ください。
http://www.siswahyu.com/warungindonesia/index.php

Kumamoto Bus

イスラームの浸透によって、国際結婚をした外国人ムスリムと日本人の間に生まれた最初の世代の子どもたちが生まれつつあります。熊本の行政もその状況を見据え、熊本空港から肥後大津駅までの無料シャトルバスを提供するなど、サービスを拡充しています。これによって、同じ方面に向かう多くのムスリムをはじめ、人々の交通の便が図られています。

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