日本企業のムスリム雇用対応を紹介
ヤンマー株式会社は、産業用ディーゼルエンジンを事業の柱とし、さまざまな市場へ商品・サービス・ノウハウを融合したトータルソリューションを提供しています。小型エンジン、大型エンジン、農業機械・農業施設、建設機械、エネルギーシステム、マリン、工作機械・コンポーネントの7事業を有し、グローバルにビジネスを展開しており、海外の売上比率は約50%、創業104年を迎えた日本を代表する総合産業機械メーカーです。
この度、そのヤンマーが社員食堂においてムスリムフレンドリー対応をされました。
※本社サイトで働くムスリムの社員は現在4名です
なんとムスリムフレンドリーメニューも季節毎に日替わりで16種類を提供し、年間で64種類のメニューを揃えていく予定とのこと。ムスリムの社員も、「食べられるものを探す」から「食べたいものを選ぶ」に変化したととても嬉しそうに話していました。
また「ムスリムフレンドリーメニューはムスリムの方だけの食事でない」ことも表記することで、日本人社員も食しており、社内においても「ムスリムのお客様や社員」に対する理解が浸透しているとのこと。
また礼拝に関しては、ムスリムの社員やお客様はこれまで空いている会議室などを利用していましたが、この度会社として公式の礼拝スペースも用意。ウドゥは多目的トイレで行います。
このようにムスリムが働きやすい環境を整える日本の企業は今後増えていくでしょう。
※社内には自然の養蜂場があります。