浅草「SEKAI CAFE」で石巻産の食材を使った試食会開催

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2015年10月16日(金)の夕方18時過ぎ。
浅草の雷門から徒歩1分くらいにあるセカイカフェ浅草店にて、ムスリムの留学生約20人の方に、石巻ノンアニマル・ノンアルコールの試食会を実施させていただきました。

セカイカフェ浅草店さんに全面ご協力をいただき、石巻から持参した寸胴や鍋、そしてムスリムの方も安心して食べていただける三陸石巻の美味しい和食を持参。
石巻元気復興センターの皆さんは東日本大震災で失ってしまった売り上げを取り戻すべく、石巻の海の幸から豚、牛、鳥そしてアルコールを一切使用していない三陸の美味しさがつまった和食の開発に挑戦。ハラル認定を取得することを目指すのではなく、原料や調味料においても製造工程で動物系やアルコール系のものが使われていないか、3段階まで原料をさかのぼって追跡をし、その結果を情報開示。
最終的に食べるかどうかはムスリム個人の判断によるところが非常に大きいものの、3段階までさかのぼっての追跡を行い、それを情報開示することで、ムスリムでも安心してお召し上がりいただけるノンアニマル、ノンアルコール食を開発しました。
今年の2月に大塚のマスジドにて試食会では男性やこどもが多く参加してくださっていましたが今回は層が全くことなり留学生メインでほとんどが女子。
流行にも敏感でSNSでの発信なども積極的な明るいムスリムの皆さんにカフェ全体が明るくなります。
セカイカフェ浅草店は内装もおしゃれで、明るく綺麗なカフェ。
そんな素敵な場所で石巻のノンアニマル・試食会ができたことが石巻としてはとても嬉しい限りです。

今回は石巻元気復興センターからは、代表理事の松本さん、島社長、辻社長、山形さん、佐藤さん、鈴木さんの6名が参加。
そして今回の企画にはロート製薬の東北地域連携室のメンバーも2名、そして広報・CSV推進部のメンバー2名で合わせて4名が参加。

「SEKAI CAFE」を運営している日本SI研究所とロート製薬の東北地域連携室、そして石巻元気復興センターのコラボレーションにより実現しました。
東日本大震災後の東北の復興に向け「東北地域連携室」で働いていたロート製薬が被災地に産業復興として継続して関わっており、震災後に販路が激減して困っている石巻の水産加工会社の人と出会う中で「石巻の美味しい海の幸をハラルを切り口とすることで、もっと多くの方に食べていただける新しい産業になるのではないか」と考えムスリムにも安心して食べていただける商品開発を始めたのがきっかけです。一見何の繋がりもない3つが掛け合わせることで、新しい風が吹き始めます。

<ご提供メニュー>
・サラダ(和風ノンオイルドレッシング)
・いわしのすり身汁
・さば塩焼き
・いわし塩焼き
・たらこ
・七福藻
・牡蠣キーマ風カレー
・さばだしラーメン

ムスリムの方々の反応は上々
特に人気でおかわりが多かったのが、いわしのすり身汁、サバだしラーメン、牡蠣カレー、ドレッシング。いわしのすり身汁に関しては「だしが美味しい」などと本当に好評。
サバだしラーメンも、女の子が何回もおかわりするなど、とても賑やかで明るい試食会となりました。
たらこが生のまま提供したため、やや生臭いという意見が多かったり、ラーメンの具に対してや、ラーメンの麺への改善ご意見をいただいたりと・・・今後の参考になる意見も多かったので収穫大です。
留学生の皆さんが笑顔で日本語も上手に食べてくれたことで開発してきた商品に対して、より美味しく召し上がっていただこうと更なる商品改良に向けてスタートです。

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