ハラールの食材を使い、認可を得たキッチンで調理

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大阪にある淀川キリスト教病院はハラール食の取り組みを行っています。
http://ych.or.jp/

「ハラルプレート、メニュー詳細」
・海老のチリソース
・レンズ豆のパテ
・春雨サラダ
・季節のフルーツ
・レタススープ
・パン
・紅茶

厳選されたハラルの食材を使い、正式に認可を得たキッチンで調理していますので、安心して召し上がっていただけます。

※食材、食器、調理室、調理器具、食材保存庫、配膳車、下膳ワゴン、器具消毒保管庫など全ての設備や器具類は専用であり、食材納入から調理、配膳・下膳、食器保管に至るすべてのプロセスでハラール対応しています。調理関係者にはハラールの教育を随時行い、調理室は独立した占有スペースとなっています。

■ハラールに取り組んだきっかけ
当院は1955年 戦後日本の貧しい地域に海外からの宣教師によって建てられた病院として、海外からの患者さんや日本在住の外国人の方に適切な医療を提供する義務があると考え国際貢献事業として現在取組みを進めています。大阪大学国際診療センターとの連携、外国語の問診票や同意書などの書類整備、海外からの患者受け入れなどそれらの一環としてハラール食の提供も行っています。
また当院は宗教法人によって運営されるキリスト教病院ですので、医療を通したキリスト教伝道がミッションですが、他宗教の方で医療を必要とされていながら、例えば「食」や「祈りの場所」がない事が障害となり不自由な思いをされているのであれば、そのニーズに出来る限り応えて当院でのケアを受けていただき交流を深める事が我々のミッションにもつながると考えています。

■工夫点と現状の手応え
日本風にアレンジしたメニューを採り入れています。
食が進まない方には、管理栄養士が病室に訪問して可能な限り希望に沿う内容を提供しています。
ハラール食にしてもらってよかったと、今まで感謝や評価をいただいています。

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