ハラールチキンを使用したメニューを提供

京都大学は日本にあるトップレベルの大学です。
http://www.kyoto-u.ac.jp/

京都大学は2005年から学内のレストランでハラールチキンを使った食事を提供しています。売り上げは一日200〜250食ほどで全体の1割程度を占めています。同大学生協は京都モスクと包括的協力協定を結んでおり、ハラール認証や調理器具等の監査、仕入先の紹介などの協力を得ています。

ハラール食材とそれ以外のものは異なった油で揚げており、トングなどの調理器具もわけています。ただし、アルコールや豚を含むメニューも同じ場所で提供されています。ムスリムでないない学生や一般の方にも開放されており、一緒にハラールメニューを食べています。最近はハラール食導入を検討している他大学食堂からの見学もあるそうです。

京大には現在、70人ほどのムスリム留学生がおり、京都市全体では150人を超えています。今後、インドネシアをはじめムスリムの留学生が増え、ハラール食の需要も増えると考えられますが、「今学食にあるのはハラールチキンとケバブの2種類だけ。ハラール食が食べられるようになってうれしいが、もっと種類が増えてほしい」という声も多く、ニーズに応えられるよう今後も取り組みを進めていくということです。

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